「いらかの波と~♪」青空が広がってくると、ついついこの歌を口ずさんじゃうんですよね~
なんだかノリが良くなって、嫌いな家事もチョット捗るような気がします(笑)でもね、そんなノリノリの母に爆弾を投げつけるのが、うちの子の特技。
娘
お母さん、田舎の波って何の波?
わかな
はぁ?田舎の波?
「今歌ってたでしょ、田舎の波って」
えっと、もしかして聞き間違えたのかな?いらかの波なんですけど・・・
いらかって何?どうして、いらかの波なの?で、でた!Σ(・∀・;)・・・・娘の「どうして」が・・・
これが出たら最後、納得するまでしつこいんですよね。でも、「いらか」って、なんのことでしょう?
なんだか、気になりますよね~
鯉のぼりの歌詞
歌っていたのは、「いらかの波と~」から始まる、文部省唱歌の「鯉のぼり」の歌です。
最近は、「屋根より高い~」の方が馴染みがあるかもしれませんね。
鯉のぼり 歌詞
作曲:弘田龍太郎 作詞:不詳
- 甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり - 開ける広き 其の口に
舟をも呑(の)まん 様(さま)見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ 姿あり - 百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり
意味の分からない単語が並んでいますね~(@_@)
歌詞の意味は?
まずは、意味の分からない単語を調べなきゃということで、抜き出したのがコレ
- 甍(いらか)の波
- 甍(いらか)は、瓦ぶきの屋根の頂上部分を指します。瓦の重なりを波に見立てている。
- 雲の波
- 雲の重なりを波に見立てている。
- 中空
- 甍(いらか)の波と雲の波、この2つの間の大空。
- 橘かおる
- 橘はミカン科の常緑樹で、日本に古くから野生してました。5~6月頃に白い花が咲きます。この花の香る中、鯉のぼりが泳いでる。
これらを踏まえて、私なりに子供でもわかりやすく訳すとこんな感じになりました。(日本語なのに訳すって・・・・(;^_^A アセアセ)
鯉のぼりをわかりやすく訳す
- 瓦の屋根と 雲との間の大空を
橘(たちばな)の花の香りがする 朝の風をうけて
高く泳いでいる 鯉のぼり - 大きく開いた口は
船さえも 飲み込んでしまいそうに見える
堂々と大きく揺れる尾びれは、
何事にも動じない 姿がある - 大きな滝をのぼれば 竜にかわった
「そのような私のように育つのですよ。男子よ」
そう言っているかのように 空に躍っている 鯉のぼり
・・・と、まぁこんな感じでしょうか。勝手な解釈を含めてザックリと訳してあります。
こどもの日の疑問を解決できる記事をほかにも書いています。ぜひ一緒にお読みいただければ嬉しいです。
まとめ
さてさて、これで甍(いらか)の波は、瓦の波だったとわかりました♪
元気が出るメロディーなので、気に入っているのですが、深い意味があったんですね。男の子がいたら、絶対に親子で歌ってたと思います(*^_^*)
コメント