お正月の楽しみといえばお年玉。私も両親からもらうお年玉を楽しみにしていました。
でも、自分が社会人になると、これまでの感謝を込めて両親にお年玉を渡してあげたいと思いますね。
そんなあなたの気持ちは、とても素敵です(*^_^*)・・・・ただ、残念ながらお年玉として渡すのはNGなんですよ。
「え、そんなぁ!!・・・せっかく準備していたのに」
ああぁ~~、そんなにがっかりしないでください。先に言いましたよね、お年玉として渡すのはNGって。
ちょっとしたポイントを押さえれば、ちゃーんと渡すことができるので安心してください。
今回は、
両親にお年玉を渡すマナー
についてお伝えします。
マナーを守って渡すことで、しっかりとした社会人になったなぁとご両親を安心させてあげましょう。
両親にお年玉を渡すのは失礼?
両親にお年玉を渡そうと思っている方にはショックな話ですが、じつは目上の人にお年玉を渡すのは失礼なこととされているんです。
その理由はお年玉の由来にあります。
お正月は、年神(歳神)様を家に迎えてもてなすといった行事だったんです。
飾っているお餅は神様へのお供え物でした。
そして年神様は、そのお返しに新しい年の「魂」を分けてくださると言われていたんですね。
お供えのお餅には、神様の魂がこもると信じられてたんです。このお餅こそが、お年玉
年神様の年と魂を意味する玉で、お年玉と呼ばれました。この魂で、一年元気で暮らせると信じられていたわけです。
魂が宿ったお餅を、家長が家族に分け与えたのがお年玉の由来と言われています。つまり、目上の人が目下の人に渡すことが前提なんです。
このため、目上の人へお年玉を渡すことは失礼だとされているんですね。
だったら、両親にお年玉を渡せないのか・・・・と言えばそうじゃありません。単純ですが、お年玉として渡さなければいいんです( ̄ー ̄)bグッ!なので、渡しかたを変えればいいんですよ。
お年玉を子供にあげるときは、袋にお年玉と書いて渡していると思います。じつは、ご両親にあげる時はこの表書きを変えちゃえばいいんですよ。
- のし・水引
- のしあり/紅白 蝶結び
- 表書き
- 御年賀、新年御挨拶
- 名入れ
- 贈り主の名前
ちなみにお年寄りに渡すときは、「お年玉」と書いても失礼ではないと言った話もあります。ですが、「まだまだ若い!」なんて思ってる方もいらっしゃるので、不快にさせないためにも、祖父母にお年玉を渡すときも、両親と同じように準備したら良いですね
両親へ渡す金額の相場は?
両親へ渡すお年玉の相場は、どれくらいなんでしょうか?
周りのママ友にリサーチしてみると1万円~3万円といった答えが圧倒的に多かったですね。
わたしが渡しているのは両親それぞれへ1万円です。
というのも最初の年に2万円を渡したんですけど、それ以上に娘に返してくれて。これでは渡した意味がないような気持ちになったんですよ(;^ω^A
私も大人なんだしとちょっと奮発してみたんですが、親からするといくつになっても子供なんでしょうねぇ。
気持ちの負担にならないで受け取ってもらえる金額ということで、1万円になっています。
さらにママ友の話を聞くと、まだ親からお年玉を貰ってるなんて人も何人かいましたね(笑)
現金の他に、
- ビールやお酒・ちょっと贅沢なお肉を渡す
- 外食に誘って費用を全額負担
などなど。受け取ってもらいやすいように工夫している話もありました。
経験談を聞くと、現金より品物のほうが受け取ってもらいやすい傾向あるようです。ちょっと高級な食材を持っていって一緒に食事をするのも喜ばれるようですよ~
品物を渡すときの表書きも、最初にご紹介した書き方で大丈夫です( ̄ー ̄)bグッ!。
最後に
親世代は、お金をもらう喜びよりも「子供がお年玉をくれるくらい大人になった」ことが嬉しいみたいです。
勤め先の会社でも、息子にお年玉貰っちゃった~なんて、嬉しそうに話す方もいらっしゃいます。
「それ以上に、孫に使っちゃったんだけどねぇ、アハハ~~」なんて言ってたけど、すごく幸せそうだったですよね。
お年玉をもらっても、孫に使ったり子供のために使ったり。きっとそれが楽しいんだと思います。
そういった楽しみを渡すことも親孝行の一つになると思いますよ(*´▽`*)
せっかくの気遣いです、合わせてお札の入れ方もきちんとしておくと良いですね。
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