お中元やお歳暮は、どちらも日頃お世話になっている方に感謝の意味を込めて贈るものです。
どちらも贈る時期あり、さらに地域によって微妙に時期がずれています。自分の地域と贈る方の地域が時期がずれている時は注意が必要ですね。
おまけに、贈る内容によって使うのしの種類が違うんです( ̄ー ̄)bグッ!>それは、のしの由来に深い関係があるんですよ。
最近では、お中元やお歳暮もデパートから一斉に発送してしまうケースも多いので、知らないうちにマナー違反をしていることがあるかもしれません。
せっかく感謝の気持ちを込めて贈った品物なのに、マナーを知らない人なんて思われたらがっかりですよねぇ(´・ω・`)
そこで、
- 表書きの書き方
- のしの由来
- お中元・お歳暮を贈る時期
についてお伝えします。
この機会にしっかり覚えておくと、これからもずっと役に立ちますよ~♪
お中元・お歳暮 のしの選び方と表書きの書き方
まずは、お中元とお歳暮に使うのしと表書きについて見てみましょう。
- のし・水引
- のしあり/紅白 蝶結び
- 表書き
- 御中元、御歳暮
- 名入れ
- 贈り主のフルネーム
基本の表書きの書き方はこのようになります。
が・・・ここで注意が必要なのなのか掛け紙です。贈る内容によって掛け紙の種類が違ってくるんです。

掛け紙とは?
贈答品の上や前面に掛けられる紙のことです
一般的に、「のし」を印刷されているものが使われているので「のし紙」と言われることが多くなっていますが、本来は「のし」と「掛け紙」は別の物だったんです(・ω・)b
のしとは掛け紙の右上にある飾りのことです。
↓ ↓ ↓
なぜ、贈答品の内容によって掛け紙の種類を変える必要があるのか、理由は「のし」にあるんです。
次から、その理由について詳しくお伝えします。
「のし」は由来はアワビだった!
本来、のしは「アワビ」を干して伸ばしたもので、贈る相手の延命長寿を願う縁起物とされていました。さらに神饌(しんせん)として、日持ちをしない生物のかわりに神様にそなえる供物として使われていました。
このため「のし」が生ものの代わりなので魚介類を贈答品にする時は、のしを付けずに水引だけの掛け紙を使うのが正式とされています。
最近ではこだわらない人も多くなってきていますが、ご年配の方などはご存知の方も多いので気をつけるといいと思います。
のしと掛け紙についてわかったところで、次から贈る時期について見ていきますね。
お中元・お歳暮を贈る時期はいつ?
お中元とお歳暮を贈る時期については、地域によって違いがあります。
じつは、わたしは地域によって違いがあることを知りませんでした。自分の住んでいる地域以外の方にお贈りする機会がなかったので、知らなくても問題なかったんです^^;
務めている会社に、別の地域の方が入社された時に「ここってお中元の時期が早いよね」と言われて、初めて地域によって違いがあることを知ったんです。
一般的に言われている時期を表にまとめましたのでご覧ください。
- 御中元
- 関東・・・7月上旬~15日まで
- その他の地域・・・7月中旬~8月13日までまで
- 御歳暮
- 関東・・・12月初め~20日頃まで
- その他の地域・・・12月13日頃~年末まで
このように、地域によって時期の違いがあります。
今回、表を作るのに参考にしたのはこちらの書籍です。
(編者:主婦の友社)
あくまで一般的な時期なので、正確なところは地元の方でないとわかりませんよね(;一ω一||)
そこで、さわこからの提案ですが相手の地域がどの時期か不安な時はちょうど中間の時期を狙ってみてはどうでしょうか?
- お中元・・・7月10日頃を目安に
- お歳暮・・・12月15日頃を目安に
ちょっとずるい方法ですが、中間の期間に相手の手元に届くように手配すればどの地域に方にお贈りするときでも大丈夫ですね。
最後に
お中元とお歳暮の、のしと表書きについてお伝えしました。掛け紙や贈る時期など、ちょっとした心遣いが日頃の感謝を伝える一つの方法かもしれません。
ぜひ参考になさってくださいね(*^^*)
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