本も読んだし、あとは感想文を書くだけ。
・・・なのに、書き出しから後がつづかない~ヽ(´Д`;)ノアゥア…
そうそう、わかりますよ。
ところで、読書感想文の書き出しって、いつもワンパターンになってない?
例えば、
僕は、◯◯という本を読みました。
この本は、◆◆という主人公が・・・・
みたいな感じで^^;
でもね、じつは、書き出しってすごく重要なポイントなんですよ。
どんなふうに重要かというと、
- 書き出しで、読書感想文の印象が決まる
- 書き出しが上手くいくと、感想文を書くのが楽になる
ね?すごく大切なことばかりでしょ?
「( ゚Д゚)ハァ? たかが書き出しで、そんなに変わるわけないよ」
まぁ、まぁ、そんなふうに決めつないで。
うちにも中学生の娘がいるんだけど、
感想文が超苦手で、小学校1年生から、
毎年、読書感想文の宿題をサポートをしてきました。
そこで気がついたんだけど、
苦手の一番の原因は、「書き出し」にあったんです!
書き出しを工夫しただけで、感想文を書き上げるスピードが
グーーンっと上がったんですよ。
- 賞を取ろうなんて思っていない
- ともかく宿題をはやく終わらせたい!
そんなアナタにオススメな、
読書感想文が超苦手でも、スタートダッシュできるコツ
・・・・知りたくない?
そうそう、知りたいでしょ~?
せっかくココに来てくれたんだもの、
最後まで読んでおいて損はありませんよ(*^_^*)
書き出しをクリアする方法さえ知っていれば、
読書感想文は、驚くほどスムーズに進みます。
さらに、アナタの楽をサポートをする、
感想文の骨組みがサクッと作れる必殺プレゼントを
後半に用意してます。
これを使えば、さらにスピードアップ間違いなし。
では、アップテンポでいっちゃいましょう(≧∇≦)/
感想文の構成を確認してみよう!
書き出しについて、お伝えする前に、
感想文の基本的な構成を確認してみましょう。
構成は、簡単な設計図のようなものです。
「面倒だし、そんなのイラナイヾ(*`Д´*)ノ”」
まぁまぁ、そう言わないで。
ちょっと面倒に思えるけど、構成もなしに感想文を書こうとしても、
意味のつながらない文章になる可能性が高いんです。
そうすると、かえって時間がかかって、面倒になるんですよ。
例えばどこかに出かけるにしても、かかる時間や道順、交通手段や金額を考えるでしょう?
それと同じで、感想文もおおまかな流れを決めるだけで、
楽に仕上げることが出来るんです。
構成は次のパターンが簡単でオススメです。
- 書き出し
- 簡単なあらすじ
- 自分の気持や体験と比較して考えたこと・感じたこと
- 今後への展開
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この構成の順に書いていけば、きちんと起承転結のある感想文がしあがります( ̄ー ̄)bグッ!
読書感想文をもう少し楽に書きたい人は、下の記事も合わせて読んでみてください。

では、構成についてお伝えしたところで、
つぎから、書き出しのコツについてお伝えしますよ。
感想文は書き出しで決まる?
何気なく書いちゃう読書感想文の書き出しですが、
じつは、コレで感想文の印象が決まると言ってもいいくらいなんですよ。
わかりやすく言えば、映画の宣伝のようなものです。
あの短い時間に、どれだけ人の興味を惹きつけるかが大切ですよね。
読書感想文も同じなんです。
最初の数行で、ググッっと読み手を引き込むことができるかどうかが、
ポイントなんですよ( ̄ー ̄)bグッ!
なので、出し惜しみすることなく、
バ--ンっと派手に決めちゃうのがコツです。
この本は、◆◆という主人公が・・・・
なんて、ありがちなパターンは卒業しましょう♪
「派手にって言ったってさ、どうしたらいいわけ?」
うんうん、その疑問はもっともです。
管理人のオススメの書き出しのパターンはこの2つです。
- 一番印象に残ったセリフを使う
- 自分が感じた気持をストレートに書く
この2つのパータンを使うと、スムーズな文章の流れを作りやすくなるので、
普段、書くのが苦手な人にもオススメの書き出しです。
なぜ、この2つをオススメするのか、その理由を次から詳しく説明しますね。
オススメの書き出しの例
まずは、それぞれのパターンの書き出しの例を、いくつかあげてみます。
「オレだってやれる!」その言葉が目に飛び込んできた時、自分の身体が熱くなった。
さぁ、ラストチャンスだ、いくぞ!」その言葉が僕の心にズシンと響いた。
この本を読まなきゃよかった・・・
人を好きになるって、面倒だけど、いいなぁ
どうですか?
これだけで、「なになに?」と相手の興味を引きますね。
なにより、アナタの気持をストレートに書くことで文章がイキイキします( ̄ー ̄)bグッ!
そして、書き出しが決まると、
次の展開にスムーズに書き進めることが出来ますよ。
といっても、まだ具体的なイメージが見えてきませんよね(^^ゞ
そこで、次からは、実際の感想文を例にして、構成と書き出しをみてみましょう。
構成と書き出しの例文
構成と書き出しの例として、娘が小学生5年生の時に書いた、
感想文の一部を、例文として用意しました。
前にお伝えした
赤毛のアンを読んで
【書き出し】
「あのう、ねえあんた、あたしを少しばかり好きになれると思って?あたしの腹心の友となってくれて?」
私は、思わず吹き出してしまいました。だって、腹心の友なんて、変な言葉だと思ったからです。
【あらすじ】
今年の夏休みに、私は母にすすめられて「赤毛のアン」を読みました。
孤児院から間違って連れて来られた、アンという女の子の話でした。
アンは、孤児院に帰されるはずだったのに、マシューとマリラという兄弟に引き取られて、
グリーンゲーブルスで生活することになりました。
赤毛のアンは、アンとアンの周りの人たちとの生活を書いた本でした。
【自分の気持や体験との比較】
私は、最初はアンのことが好きになれませんでした。
なぜなら、変な想像ばっかりしているし、言葉もおかしいと思ったからです。
とくに、ダイアナという女の子に、友だちになってといえばいいのに、
腹心の友になって、なんて大げさで変だと思いました。
私がダイアナだったら、嫌だなと思いました。
中略(自分の気持や比較を書いていく)
【今後への展開】
アンはいつでも一生懸命で、周りの人たちから、自然に応援してもらえる
女の子だと思いました。
だから、ダイアナみたいな、優しい友達ができたのだと思います。
私は、ダイアナのような大切な友達はいないので、なんだかうらやましくなりました。
私も、アンのように、素直で一生懸命だったら、いつかダイアナのような、
友だちができるかもしれないので、そうなれるように頑張りたいと思います。
どうでしょうか?
書き出しに、自分の気持を最初に書いているので、
「自分の気持や体験との比較」に簡単につなげることができる、
といったメリットを生かした書き方をしています。
さらに、事前に構成を作っているので、
起承転結がハッキリしていて、
読みやすい文章になっていると思います。
ところで、この感想文を書くのにかかった時間は、どれくらいだと思いますか?
じつは、本を読む時間と構成を含めて、約3時間ほどでした。
たったこれだけで、読書感想文の宿題が終わったわけです( ̄ー ̄)bグッ!
もちろん、賞を取るなんて立派な感想文じゃないですが、
宿題を完成させるといった目的なら充分に達成されていると思います。
「構成と書き出しが大事なのはわかったけど。
うまく出来る自信がないよヽ(´Д`;)ノアゥア…」
そうですよね、今まで構成なんてしたことないんだから当然です。
でも、心配いりません!
最初にお伝えしたように、
感想文の骨組みがサクッと作れる必殺プレゼントを用意しています。
管理人オリジナルの構成を簡単にするプロット表です。
娘のために作った物ですが、アナタにもプレゼントしちゃいます♪
このプロット表を順番に埋めていくだけで、簡単に感想文の骨組みが出来ちゃうので、
プリントアウトして使ってみてくださいね。
まとめ
ここまで、お伝えしたことをまとめると、
- 読書感想文は構成を決めて書くと起承転結のある文章になる
- 書き出しは印象を決める大切なポイント
これをマスターすれば、読書感想文なんて、サラサラ~っと終わらせることが出来ますよ☆彡
おせっかいおばちゃんからの夏休みのプレゼントです♪ぜひやってみてくださいね( ̄ー ̄)bグッ!
コメント
ありがとうございます!
頑張ります!
かのちゃん
暑いですが、頑張って読書感想文仕上げてくださいね!
応援してますよ~(*^_^*)
私は、文自体は長く書けるのですが。 なかなかその文をつなげることができません(-_-)
何か文をつなげるコツはありますか?
かのちゃん、コメントをありがとうございます。
文章が長く書ければ、もう感想文は半分は仕上がってますよ。
困ってしまう一つに、ページが足りないってことがありますから(^_^;)
文章をスムーズに繋げるコツは、接続詞を上手く使うこと
だと思います。
・「だから」「それで」「そこで」「すると」
・「けれども」「ところが」「それでも」
・「それから」「さらに」「しかも」
・「つまり」「なぜなら」「たとえば」
・「または」「そのかわり」「それとも」
・「つぎに」「それでは」
ざっとあげてみましたが、この他にも
いろんな接続詞があります。
簡単ですが、例をあげてみますね。
————————————-
A段落→B段落→c段落があったとしますね。
私は、猫が苦手です(A段落)
「なぜなら」気まぐれだからです。(B段落)
「たとえば」急にじゃれてきたかと思えば、
不意にどこかに行ってしまうからです(C段落)
—————————————–
こんな風に、接続詞を間に入れると、
上手くつながりやすくなると思いますよ(*^_^*)
参考にしてみてくださいね。
私の読書感想文の枚数は少なくても5枚なのですが、そこまで書けないかもしれません。他にも良いコツはありますか?
みきぷーさん、こんにちは。
そうそう!
中学生ぐらいになると5枚ぐらいが
基本の枚数のようですね。
一つの方法として、
本を選んだきっかけを追加してみる
方法があります。
もし、本を自分で選んだとしたら、
「なぜ」その本を読もうと考えたのか、
を追加する方法があります。
「友達に薦められたから」
「ふと目にとまったから」
などなど。
逆に、学校からの指定だったら、
その本を読むと知った時に、
最初に感じた気持を書くのも方法です。
「面倒だな~」
「面白くなさそう」
などなど。
「なかなか、読む気にならなかった」
でも、正直でいいと思いますよ(*^_^*)
そして、実際に読んでみて、
最初の気持ちと変化があったのか、
それとも変わりなかったのか。
そして、それはどうしてか
などを加えてみるといいと思いますよ~。
そしてそこから、自分の気持や体験と比較出来る部分に
つなげていきます。
枚数が不安だったら、比較できる部分を、
3箇所~4箇所くらい見つけるといいと思います。
良い文章を書こうって思わずに、
みきぷーさんの気持を正直に書いてみるといいと思いますよ☆彡
自分を振り返るのが読書感想文なので・・・
少しでも参考になれば、いいのですが・・・