結婚や出産、あるいは七五三や入学などで、お祝いを頂くと、
「内祝い」をどうしようかなって悩みますよね。
ところで、この内祝いの意味、ちゃんと知っていますか?
じつは、先日、親戚から相談があるって、電話がかかってきたんですよ。
ご主人側の親戚から、小学校入学の内祝いが届いたそうなんです。
よくあることで、何が問題なんだろうと思って、よくよく話を聞くと、
「お祝いをあげてない」
ということなんですよ。
少し遠い親戚で、あまり顔を合わせることもないので、
ご主人と相談して、お祝いをしなかったんですって。
なのに、内祝いが届いたから、困っているって話だったんです。
「ね~。これってお祝いの催促かしら?それとも、嫌味?」
ま、まさか、そんなわけないでしょうと思いつつ、
内祝いって、お祝いを頂いたからお返しをすると思っていたけど、
もしかして、違ってるの?
不安になった管理人が、アレコレ調べてみると、
驚きの事実に行き当たりましたΣ(゚д゚lll)ガーン
じつは、内祝いとお返しは全く違うものだったんです!
管理人は、この事実を知らなかったために、
ものすごく、失礼なことをしていた事実に直面していますヽ(´Д`;)ノアゥア…
せっかく、このブログに寄ってくださったアナタに、
同じ思いをして欲しくない!
そこで、恥を忍んでこの事実をシェアします。
今回は、内祝いとお返しの違いについてお伝えします。
この記事を読めば、アナタは管理人のように、
知らないうちに、恥ずかしい思いをすることはありません( ̄ー ̄)bグッ!
お祝い返しが内祝い? じつは違うんです!
内祝いといえば、お祝いを頂いたお返しだと思っている方が多いと思います。
じつは、管理人のそう思っていたんです(;^_^A アセアセ
だって、
内祝いの相場は、頂いた金額の1/3~1/2です
な~んて、マナーの本なんかに書いてありますよね。
とすると、頂いてからお返しするのが普通だと
思っちゃうじゃありませんか。
と・こ・ろ・が、じつは、本来の内祝いの意味は、
全然、違っていたんですよ!
じつは、内祝いは、その言葉の通り、
内(自分の家)で、お祝い事があったら、
近所の方や、親戚などに品物を贈ったり宴を設けたりして、
報告と挨拶をかねて、喜びを分かち合って頂くものだったんです。
つまり、内祝いは、お祝い事があった家が、
自主的にご招待したり、贈ったりするものだったんですね。
そして来てくださった事に感謝して、
お土産を渡していたんです。
わかりやすく言えば、結婚式の引き出物が、これにあたります。
なので、お祝いを頂いたか、頂いていないかで贈る相手を決めるのは、
本来の意味からは外れてるってわけなんですよ。
とはいえ、最近は、
頂いたお祝いに対しての、お返しの意味が強くなり、
本来の意味を理解している人は少ないようです。
なので、私の親戚の疑問は、
本来の内祝いをした相手と、現代風の考えだった親戚との
食い違いから起こったことだったんですよ(;^_^A アセアセ
本来の内祝いの意味がわかったところで、
次からは、内祝いとお返しの違いについてお伝えしますね。
内祝いとお返しの違いは?
内祝いとお返しの違いは、簡単にいえば、
- 内祝い・・・お祝いを頂かなくても贈る
- お返し・・・お祝いを頂いたら贈る
となっています。
とはいえ、最近では、頂いたお祝いに対してのお返しが内祝いになっています。
ところで、お祝いを頂いても
お返しのいらない場合があるのをご存知でしたか?
じつは、一般的に、子供の成長に伴うお祝い事は、お返し不要とされているんです。
- 初節句
- 七五三
- 入園・入学祝い等
- 成人式
子供の成長に伴うお祝いごとは、子供本人が頂いていると考えいます。
経済力のない子供が、お返しをする必要はないということなんですよ( ̄ー ̄)bグッ!
この他に、新築祝いなどは、新築披露に招いた時はお返しは不要としますが、
招待していない時は、内祝いとしてお返しをします。
ただし、本来はお返しを必要としないけど、
内祝いとして、お返しをするケースが一般的に普及しています。
これが、本来の内祝いの意味と合わさってしまい、
勘違いのもとになったんですね(;^_^A アセアセ
本来の意味とはズレてしまいますが、
最近では、頂いたてからお返しといった風潮になっています。
本来の内祝いは、この形だからと言って、自分の考えだけで贈ってしまうと、
うちの親戚のように混乱を招く可能性もあります。
せっかくの気持だったのに、
嫌味やお祝いの催促と受け取られたら嫌じゃないですかΣ(゚д゚lll)ガーン
どうするか迷った時は、両親や親戚に相談して、
前例にならっておくと安心ですよ。
管理人の失敗とは?
さて、管理の失敗した失礼なことなのですがじつは2つあります。
子供の七五三の時に両親から、
ある親戚に内祝いをしたらと言われたんですが、
「お祝いだってもらってないのに、必要ないでしょ」
・・・って、しなかったんですよね。
内祝いの意味を取り違えていたために、失礼をしていました。
入学祝いをあげたのに、お返しがなかったって不満に思っていました(;^_^A アセアセ
子供のお祝いはお返し不要って知らなかったんです。
こちらはちゃんとしているのにって、不満があったんです。
もちろん、どちらも直接相手に伝えていませんが、
自分の無知さで、相手に嫌な感情を持っていたことが、
すごく申し訳ない気持ちになりました。
それに、こういったことは、親がちゃんと知っていないと、
子供も知らないままになってしまいますよね。
そういった責任も合わせて、反省したわけです。
まとめ
今回は、内祝いとお返しの違いについてお伝えしました。
最近の風潮では、頂いたからお返しするとなっています。
だったら、違いを知らなくてもいいかといえば、
そうでもないんですよね。
本来の意味を知っておくことで、
- お祝をもらっていないのに
- お祝いをあげたのに
- お祝いを催促されてる
なんて、不満に思うことも、変に誤解することも、
少なくなると思います。
大人の常識って、こういったことをスマートにこなせることだと思います☆彡
コメント
こんにちは。ブログへのコメントをお送りするのが初めてで、もし失礼があらば、申し訳ございません。
つい先日、(本来の意味での)内祝い(会食・お品)をお渡ししたいと近しい友人に連絡したところ、遠慮という表現で断られてしまった経験をしたばかりです。とても驚き、衝撃を受けてしまいました。友人は、どういった心づもりでの返答だったのか測りかねて、とても悩んでいます。単に勘違い(お祝いを催促されている、遠慮してもいいものと捉えている)のか、昔ながらの意味合い(関わりを断ちたいという意思表示)なのか…
家族に相談したところ、どちらにしても、顔に泥をぬられた、とゆーことに。
最近は内祝いを遠慮するということはよくあるのでしょうか^_^
この私のような状況も、もしかするとお互いの勘違いが原因かもしれませんね〜
こんにちは、わかなです。
ご友人のお気持ちについては何とも言えませんが、
お祝いをされていないのであれば、催促をされたこ思ったというより、
何も贈っていないのに頂くなんて申し訳ないと思われたのかもしれませんね。
昔からの風習と、現在の風習で違っている点もあるので
ややこしくなっていますから(;´▽`A“
とても参考になるコメントを頂きありがとうございました。