テレビやラジオから「年の瀬」なんて言葉が聞こえてくると、年末だなぁって思いますね。
ところで、改めて考えると年の瀬って、どんな意味があるんでしょう?
年は、わかるけど。「瀬」ってなんなの(?_?)
大人になると、ちょっとした事が気になるようになりますよね~
(え?・・・年だから?・・そんな・・(´・ω・`))
コホン!気を取り直して。
気になることは、解消しないとストレスで美容にも良くないのできっちり調べましたよ。
モヤモヤ~としてる、アナタにもスッキリした年の瀬をプレゼントしちゃいますね♪
気になる「瀬」の意味は?
最初に気になるのは「瀬」の意味ですね。
- 川の浅い箇所
- 流れが速い、急流
簡単に言いえば、船で通ることが困難な場所のことを指します。
・・・で、それがどうして年の瀬になったのか?
その理由は、江戸時代の庶民の生活 が大きく関係してたんですよ。
借金の取り立てが迫り来る?
江戸時代の生活は、よほどのお金持ちでない限りお米や味噌、お酒など日常生活に必要なものはつけで買うのが普通だったんです。
苦しい生活の中でも、そうやってどうにか生活していたんですね。ところがそのたまりにたまった「つけ」の請求がドーーーンとやってくるのが、年末!買ったものの代金を支払うのは当たり前のことですね。
でも、普段からお金がないのに年末になったとたんにお金持ちなってる・・・なんて、わけないですよねぇ(´・ω・`)
一年分の、米に味噌に醤油。さらにお酒・・・
これを一気に払えなんて、現代でも怖い話ですよぉ~~(汗)
そもそも、お金がないからつけで買ってるわけだし。
このつけを払ってしまわないと信用をなくして来年から、つけで物を買うことができなくて生活が出来ない。
でも、払ってしまったら米も買えない、薪も買えない・・飢えて、凍えて死んでしまうかもしれない。
つけの支払いは、本当に死活問題だったんですね。
無事に年を越せるか越せないかの切迫した状態を、急流を渡りきれるか、きれないかに、ひっかけて「瀬 」を使ったってわけなんです。
でも、切迫しているわり茶目っ気がありますよね(^^ゞ
この辺りが、江戸っ子の心意気ですかね(笑)
年の瀬って、いつからいつまで?
年の瀬はを使う時期ですが、正確にいつからいつまでって期間は決まってないんです。
一般的に、12月に入ってから使われることが多いようです。
12月の中旬を過ぎると、
- 年の瀬も押し迫って・・・
- 年の瀬も押し詰まって・・・
と、使い分けられています。
さらに、鬼気迫るものがありますね(汗)
さいごに
何気なく使ってる「年の瀬」ですが、かなり緊迫感のある言葉だったんですね~。
我が家も、いろいろと生活の「つけ」たまってました。大掃除も終わっていないし・・・借りたままの本もあるし・・・
あなたは、どうですか?
もし、「つけ」があったら、江戸っ子の心意気を見習ってスパーンっと終わらせてスッキリと新年を迎えるために頑張ってみませんか?
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